連載企画【ロレックスについて4】中根啓太(管理部)編 ヴィンテージウォッチにおいて、最高の安心感、実用性を持っているのは、90年代のロレックスである

連載企画【ロレックスについて4】中根啓太(管理部)編 ヴィンテージウォッチにおいて、最高の安心感、実用性を持っているのは、90年代のロレックスである

ファイアーキッズに50本以上在庫がある人気時計ブランド、ロレックス。その魅力についてスタッフに語ってもらう企画です。4回目は、90年代のロレックスが好きだという管理部・中根啓太さんに話を聞きました。

 

ロレックスを知らなかった

 

「一番人気のあるブランドだと思います」

 ロレックスについて、と話し出したら、中根さんは迷うことなくこう答えた。

 ファイアーキッズの中では若手だが長年アンティーク時計の世界で経験を積んできた彼も、最初はロレックスと言われてもピンとこなかったという。

「名前くらいは知ってるかな? という感じでした。ファイアーキッズに入ってからですよ、ロレックスを知ったのは。もちろん、ロレックスが高級ブランドということも知りませんでした」

 よくある、父親が持っていた、ということもなく、本当にロレックスが身近になかったようだ。仕事として接するようになって、ロレックスの価値、良さがわかるようになった。ただ、入ってくる情報はすべてプロからのもの。確実なものが入ってきた。

「基本的に好きなロレックスは90年代のものですが、それよりもずっと前のものでも、ロレックスはちゃんとしていますね。60年代、70年代のモデルでも全然普通に使えます。安心感がありますし。もちろん精度も出るし、防水性も高い。実用性があるし、なおかつ人気が高い。売った時の値段も高いというところもやっぱりすごいですよ」


1958年製『デイトジャスト』
>>デイトジャストを探す

 

記憶がはっきりしてる頃の時計

 

 全般的にロレックスは素晴らしいが、中根さんは、やはり90年代のモデルが好きなようだ。

「自分は1983年生まれなんです。90年代はちょうど小学校に通ってた頃で、わりと記憶がはっきりしていて懐かしいな、と思える時代なんです。だから魅力を感じるのです。これは小学校何年生頃のもの、中学校に入ったばかりのもの、とイメージしやすいんですよね。ただ高校に入ってくると、やっぱり時代が近くなるので懐かしい感じではなくなってくるんですよね」

 なので、持っているロレックスは90年代のものばかり。

「最初、1本購入しようとして、いろいろ迷いましたね。やはり90年代のモデルでした。やはり、より安心して日常使いができますからね。最後はロレックスの『デイトジャスト』とオメガの『スピードマスター』で悩みましたが、結局、『デイトジャスト』を購入しました」


1991年製『デイトジャスト』

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 以来、ロレックスを数本所持しているという。

「最初に買ったのは、結局、ブルー文字盤の『デイトジャスト』だったのですが、その後も同じような時計ばっかり買っています。こういう仕事をしているので、いい時計はたくさん見ていて、IWC、オメガ、ブライトリングなど、いい時計がたくさんあることも知ってます。それらを知った上で、やはりロレックスかなと思ったのです。普段使う場合、まず安心して使える間違いのない時計なので」

 ロレックスを選ぶのも、90年代の時計を選ぶのも、やはり安心できるから。実用性において、ロレックスに敵う時計はないようだ。

 

 

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