2022.7.20 水にも汗にも強い“夏時計”は、やはりダイバーズやミリタリーなどスポーツ系を中心に選びたい!

2022.7.20 水にも汗にも強い“夏時計”は、やはりダイバーズやミリタリーなどスポーツ系を中心に選びたい!

オススメの3本 

1. ロレックス『エクスプローラー』 1967年製
2.スミス ミリタリーウォッチ  1969年代製
3.チューダー『サブマリーナー』 1992年製
            

 

 出演=野村一成(店長)藤井翔(副店長)

 

ファイアーキッズのインスタライブ書き起こし第11弾は、夏時計3選です。アンティークは防水性のこともあって、夏はちょっと、という人も多いかと思いますが、実はそれなりにあるのです。ただダイバーズやミリタリーなど、どうしてもスポーツ系になります。季節を考えての時計選びも、また、楽しいものです。

 

クロノメーター証明書付き

 

野村:今日はですね、夏にオススメの時計3選という形でご用意しています。コメントもたくさんお待ちしています。では1本目からいきたいと思います。1本目がロレックスですね。ロレックスの『エクスプローラー』。10161967年製。なんとクロノメーター証明書付きというレアものです。248万円。格好いい!値段も格好いいですけどね。ただ、相場的にも普通の1016200万円台に乗ってると思うので、結構割安感はあるなかなぁという気はします。当時の箱付き、クロノメーター証明書付きという形の一品です。

 

 

藤井:文字盤はマット調のブラックですね。夜光の色合いもあってますね。

野村:多分、針の夜光は入れ直していると思います。なんですけど、雰囲気的にはあってるので、白の変な針がついてるってわけではないので、雰囲気的には抜群かなと思います。文字盤も60年代後半独特の王冠がちょっととんがってるやつですね。なんていうんでしたっけ?最近、そういう言葉をついつい忘れてしまうんですが。とんがりくんです。独特の60年代後半から70年くらいまでかな。に出てくるタイプかな。『エクスプローラーⅡ』とかでも同じタイプで、ちょっととんがった王冠のモデルがありますけど。その年代独特のっていうのがあると面白いですね。しかも、これ、リベットブレスが。伸びるんです(笑)ほんと、嬉しいな、っていう。エクステンション。いいですね。ブレスも68年製です。

藤井:刻印が入ってます。

 

ちょっと磨きが入ってる

 

野村:時計が67年、ブレスが68年という形なんで、まず、当時、発売された時からついていたやつじゃないかな、と思われます。ベルトは表面の歪みとかが若干あるんですけど、まあ、それ以上に嬉しいかな。なかなかいい個体じゃなかなと思います。ケースは、ちょっと磨きが入ってる感じはありますけど、実用にはまったく問題がない。いい感じだと思います。装着感はどうでしょう?

藤井:つけてみます。

野村:『エクスプローラー』は3本目なんですけど、前回のやつは入ってすぐだったので、ホームページにも載ってないかな、1016は。

藤井:1016? そうですね、ホームページ、載ってないですね。

野村:出す前に売れちゃいました、っていう感じだったので、久々のホームページ登場になるかな、と。近日、ホームページに載りますんで、お楽しみに。また載ることもなく売れてしまわないように。でも『エクスプローラー』を探している人、多いと思いますし。スポーツモデルではノンデイト。飽きのこないサイズ感。夏らしい時計かな。Tシャツに似合う時計。そんな感じの時計ですね。2本目はスミス。

 

やっぱり夏場が格好いい

 

藤井:こちらです。

野村:まあ、ミリタリーですね。夏っぽいですよね、ミリタリーってね。ミリタリーの時計って、別に冬につけてもいいんですけど、まあ、やっぱり夏場が格好いいですよね。

藤井:ラフな、カジュアルな半袖のTシャツとかにも合いますよね。

野村;はい。夏時計といえば、こういう雰囲気の時計がいいのかな。イギリス軍用で。イギリス製って意外と少なくて。イングランド大好きって方には。

藤井:Made in Englandで。

野村:スミスといっても、ほとんどスイス製だったりするんですけど、こちらは、機械も金メッキが施されていて、一説によるとジャガー・ルクルトにいた人が設計したのではないかと言われてたりします。機械をみると、なるほどな、というような、意外とちゃんとした。60年代後半っていうと、コストダウンした時計とかが増えてくる年代なんですけど、まあ、しっかりした作りだなっていう時計ですね。夏、こういう時計で。夏といえばダイバーズっていうイメージなんですけど、このくらいのサイズ感で自然な感じ。苦戦してますね(笑)

藤井:苦戦してました。(装着)こんな感じですね。

 

 

野村:いいサイズ感ですね。格好いい!ホント、サイズ感的には36ミリくらい?

藤井:35ミリくらいですかね。36はないかな、って感じがしますね。

野村:ほんと日本人の腕にはつけやすいんじゃないかなっていうサイズですね。ミリタリーらしい、アラビアダイヤル。夜光針。これぞ実用時計というね。ま、軍用時計とか鉄道時計っていうのは、実用品の完成形ですね。夏はこんな時計をしてほしいなと思う2本目でした。質問とかないですか?

 

キムタクがドラマで!

 

藤井:いまのところはコメント来てないですね。お、キムタクがドラマで使って人気出たんだよな、という。

野村:スミス?そうなんですか?

藤井:何のドラマだろう?

野村:スミスは聞いたことなかったですね。あ、『エクスプローラーⅠ』。1016の方ですね。はいはい。

藤井:それはドラマで使ってましたね。

野村:どうなんでしょうね。いろんな人がしてたんで。誰がしてたというか。みんな探してましたもんね。

藤井:当時は?

野村:その当時。とにかく『エクスプローラー』欲しいっていうぐらい、『エクスプローラー』は人気があった時計ですよね。まあ、いまはどちらかというと、みなさん『デイトナ』欲しい、『サブマリーナー』欲しいと。そんな感じがありますけど、やっぱり『エクスプローラー』、格好いいですよね。

藤井:格好いいですよね。

野村:オススメ。夏場にも是非つけてもらいたいと。まあ、夏時計というと『サブマリーナー』抜きにはいけないかな、と。当初『サブマリーナー』3本出そうか、という話もあったようなんですが。なかなか僕の場合は、素直な性格ではないのでチューダーです。

 

変化球勝負です!

 

藤井:ロレックスと思いきやチューダーです。

野村:ちょっと変化球勝負ですね。基本的に『サブマリーナー』は格好いいんですけど、値段も格好いいと。

藤井:そうですね。

野村:というところで。ごめんなさい、スミスの値段言わなかったですね。1969年製、248000円です。チューダーは、値段的には大台超え、108万円で出させていただいてます。1992年製ですね。92年って最近な感じがするのは、おじさんだからですね。失礼しました。もう30年前の話なんですが。30年前のロレックスっていうと、もう縁あり夜光の、サファイアガラスの、っていうモデルになるんですけど、こちらのチュードルの、やっぱりチュードルっていうのはおじさんですかね。

藤井:いやー、ぜんぜんおじさんってことはないんじゃないですかね。チューダーは最近ですから。

野村:チューダー、チュードル、どっちでもいいんですけど。チューダー『サブマリーナー』、92年製にも関わらず縁無し夜光、アクリル風防。アクリル風防はちょっと出っ張ってるからね。70年代風。

 

 

藤井:この出っ張り。

野村:いいですよね、ちょっと出っ張る感じ。

藤井:ちょっと出てますよね。

野村:まあやっぱり、単純にサファイアの方が傷つかないですし、頑丈なんですけど、やっぱりアクリル風防のよさって、立体感であるとか、微妙に透明感が低いところとか(笑)まあ、万が一割っても金額が安かったりとか。

藤井:交換の費用も。

 

変化が楽しみな

 

野村:まあ、傷ついても磨けるところとかね。まあ夜光の縁無しっていうところと、トリチウムなんでね、焼けも今後出てくるだろうというところを考えると、92年製だけど、ホントにアンティークらしい。

藤井;いまも若干。これが今後どんどん。

野村;ちょっと楽しみですね。

藤井:変化していくんじゃないかなと思います。

野村:今年30歳の方には、頑張れば買えなくないかなと。

藤井:頑張れば。

野村:はい。頑張れば、買えなくないかと。うちは、通常24回無金利なんですけど。30歳の方だったら、60回の無金利とかやっちゃいますよ。30歳の方だったら。限定です。生まれ年だといってくれれば60回無金利をやりますんでご相談ください。

藤井:30歳の方に、是非、買ってもらいたいですね。

野村:生まれ年というと、なかなか愛着がわいたりとかありますんで。まあ60回もあると月2万円いかないもんね。そのくらいだったら、すごい現実的な。100万円と言われると引きますけどね。30歳で100万円といったらちょっとキツイか?キツイですよね。普通の感覚でいくとキツイと思うんですけど。ただ値引きしません。うちの店の場合は8掛けで買取りというのをやってますので。108万円の80%だと864000円で買い戻しということもやってますので。そういう意味では安全資産的な感じで、思い切って買ってください。

 

オイスターケース・バイ・ロレックス

 

藤井:コメントで、ロレックスみたいですという。

野村:ケースは完全に、オイスターケース・バイ・ロレックスですね。リューズも王冠マーク。

藤井:スリードットの王冠ですね。

野村:ブレスも普通の3連で巻きなんですよね。これも70年代のロレックスっぽい。巻きブレス、『サブマリーナー』用のロレックスの3連ブレスが出てくると、いまいくらですかね?

藤井;ブレスレットだけでも結構。

野村:ブレスレットだけでも50万円とか言われちゃいますもんね。ちょっと現実的じゃない感じがしますけど。

藤井:コメントでですね、1269時のインデックスが尖っていて格好いいですね、っていう。

野村:そこがロレックスとちょっと違うところですよね。ロレックスは角です。なかなか、そういうところも、ちょこっと変えているところは憎いところですよね。

藤井:ロレックスっぽいんだけど、ロレックスと違うところがちゃんとあるという。

野村:そうですね。まあ、ブレスも縦マークになってますけど、巻きの3連ブレス。巻きブレスってそもそもわからないですよね。腕にフィットします。やっぱり赤サブとかにつけたいと探している人も多いですけどね。

藤井:結構、ブレスレットだけで売ってますか?っていう。

野村:問い合わせも多いですよね。これは当時の純正ブレス。90年代にもかかわらず、巻きブレスと。格好いいですよね。これはてけてて、ちょっと人と違うというところもあって、いい時計かなと。一番『サブマリーナー』は夏らしいですよね。いや、ホントに。『サブマリーナー』3本がよかったかな?でも『エクスプローラー』もいい時計だと思いますし、つけやすいかなと。最近50代になって思うんですけど『サブマリーナー』あんまりつけません。やっぱり『エクスプローラー』の方がいいなっていうサイズ感ですよね。

藤井:つけ心地とかそういうところですか?

野村:ですね。『GMT』はまだつけるんだけど『サブマリーナー』をつけようという気がなかなか起きないという部分があったりするので。そういう部分でいくと『エクスプローラー』、スミス、その辺はいいと思いますんで、是非、夏時計として使ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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