今回は60年代のアンティークを
1990年代のヴィンテージウォッチが好きなので、ここでも90年代製のモデルばかり選んできました。もちろん、アンティークウォッチの魅力もわかっているつもりなので、今回は60年代製のモデルをチョイスしてみました。
オメガの『コンステレーション』、62年製です。
角ばってるデザインが好みなので、このモデルの特徴でもある、立体的なつくりの12角形の文字盤が、とても気に入ってます。市場でも、とても人気があるモデルです。
文字盤には、ドルフィン針とアップライトのインデックスが。そこにはブラックのラインが入っており、視認性も良く、クールな印象となってます。さらには、アップライトのΩマーク、6時位置にはこのモデルの名前(コンストレーション=星座)からもわかるように、象徴でもある星マークが置かれています。
裏蓋には、天文台メダリオンが刻まれており、これもアンティーク感に拍車をかけています。
それから、キャラピラーブレスがついているところにも好感が持てます。根元のところがエクステンションになっていて装着感もいいですし、これも結構珍しいかな、と思います。純正かどうかは分かりませんが、『コンステレーション』でこの組み合わせを見たのは初めてでした。
全体的に直線的なデザイン
この『コンステレーション』は、ラウンドケースですが、全体的に直線的なデザインですし、ほぼシルバー色でまとまっています。そこもいいですね。コンディションもかなり良好ですし。
ムーブメントは、クロノメーター規格であるCal. 561を搭載。オメガの歴代ムーブメントの中でも評価の高い500番台のキャリバーであり、もっとも成熟されたとされる時期のもの。美しいコパメッキが施されたアンティークオメガを代表するムーブメントです。
ケース径は34ミリ。先ほども言いましたが、ブレスレットも含めて、装着感がいいんです。自分の腕もそうですが、腕が細めの日本人にはちょうどいい大きさかと思います。
そして、価格は59万8000円です。コンディションがいいし、ブレスレットも上質。名機を載せていることを考えれば、妥当な価格でしょう。
自分は、かなりオススメだと思っています。